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バスガイドも厳しい時代になりました。


by q2rvkbkrei

昼ホテル、好評営業中 宿泊なし…不況時代の「お手軽レジャー」(産経新聞)

 宿泊せず、昼間の間だけ高級ホテルや旅館に滞在する「デイユース」が人気だ。場所や時期に合わせてさまざまなプランが用意され、インターネットの専用予約サイトもある。好調の背景には、長引く不況による顧客減を食い止めるために少しでも稼働率を上げたいホテルと、高級施設を手軽な料金で利用したい客のニーズがあるようだ。(道丸摩耶)

 ≪「プリンス」で仕事≫

 「デイユースは以前からやっていましたが、昨年10月に始めた『ホッと一息お昼寝プラン』は、午後1時〜午前9時までの好きな時間を6時間6000円で利用できる。月50〜60件ほど利用されています」と話すのは、川越プリンスホテル(埼玉県川越市)の担当者だ。観光客がひと休みするほか、周辺企業のビジネスマンがパソコンを持ち込んで仕事に使うことも多い。

 プリンスホテルにはデイユースを取り入れている施設が多く、2年ほど前からはさまざまなプランも増えてきた。

 200本以上の桜が咲く「ザ・プリンス さくらタワー東京」(東京都港区)では19日から、母親向け花見プラン(1万円〜)を開始。正午に入室し、弁当を食べながら午後4時まで室内から花見ができる。寒さや周囲に響く子供の声を気にせず、通常5万円以上の部屋を使えるのが魅力だ。

 同ホテルは宿泊客の入館が午後3時、退館が午後1時のため、デイユースに使った部屋を同日の宿泊に使って回転率を上げることは難しい。それでも「通常では来ない近隣の人や、ホテルの部屋を体験してみたい人、特に女性に人気」(同ホテル)だそうだ。

 ≪震災がきっかけに≫

 こうした日帰り利用は高級旅館にも広がっている。有馬温泉の旅館「竹取亭円山」(神戸市北区)は、阪神・淡路大震災の被災者に温泉を提供したことをきっかけに昼利用を開始。昨年2月からは、午後3時入館、10時退館の「夕食付き日帰り」プラン(1万5千円〜)も始めた。温泉に入った後は部屋でゆっくり食事。旅館の魅力が十分に楽しめる。

 大阪、神戸からも近いため、昨年末には会社の忘年会などに利用された。また、遠方の親戚(しんせき)は泊まり、近くの家族は日帰りにするなど、プランを組み合わせて家族で過ごす客もいるという。

 全国の宿泊施設のデイユースをネット予約できるサイトもある。楽天トラベル(東京都品川区)が平成14年6月に開始した予約サイトでは、参加施設やプランが年々増加。利用者も増えている。「最近は日帰り旅行がブームになっているが、観光地にある施設のデイユースプランを日帰り旅行に組み込む人も多い」(同社広報)という。

 流通ジャーナリストの金子哲雄さんは「高級ホテルや旅館は『格式』を重視するため、値段を下げるわけにはいかない。そこでさまざまなお得なプランを用意する」と解説。「普通では泊まれない高級施設の雰囲気や料理を安く味わえるチャンスです」と、不況時代の「お手軽レジャー」を推奨している。

 ■デイユースさまざまな組み合わせ

 日帰り旅行中や旅行・出張の前後に「デイユースプラン」を組み合わせるケースも増えてきている。

 例えば、日帰りスキーと近くのホテルのデイユースプランを組み合わせておけば、天候や体調が悪くなった場合に安心だ。また、空港や新幹線の駅近くのホテルのデイユースプランを申し込んでおけば、出発時刻までの余った時間を部屋でゆっくり過ごせる。

 顧客のさまざまなニーズに合わせ、プランも多種多様。当日予約を受け付けている施設も多く、急な予定変更にも対応しやすいようだ。

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by q2rvkbkrei | 2010-03-16 17:50